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だいにみどりがおかだんち
第二緑ヶ丘団地
Second Midorigaoka Housing Complex
Second Midorigaoka Housing Complex
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DATA
建物名 第二緑ヶ丘団地(Second Midorigaoka Housing Complex)
設計者 INA新建築研究所
所在地 福岡県遠賀郡芦屋町緑ヶ丘 (周辺地図 Mapionへのリンク)
用途 集合住宅
竣工 1975(昭和50)年
交通 国道3号線の今古賀交差点から県道285号線を芦屋町方向へ > 国道495号線

Second Midorigaoka Housing Complex01 Second Midorigaoka Housing Complex02
01 02
ドライブ中に偶然見つけた建物です。遠賀川の河口にある小さな町を走行中に突如として現れたダイナミックな高層集合住宅には驚かされました。もともとは日本鋳鍛鋼(新日鐵と三菱グループとの合弁企業)の社宅として建てられた団地で、後に一般の人々も住めるようになりました。

Second Midorigaoka Housing Complex03 Second Midorigaoka Housing Complex04
03 04
外観で目を引くのはなんといってもこの廊下です。専門的にいうと、スキップフロア型※1と呼ばれる集合住宅において、廊下がある階の住戸は採光・通風・プライバシーの面で不利になるところを、廊下を建物本体から分離してその不利の解消を試みています。心理的な圧迫感はありますが、確かに明快な解決方法だと評価できるでしょう。

おそらく、設計者は廊下階の住戸の居住性向上という純粋に建築計画学的な問題意識から、廊下をブリッジ状に飛ばすプランを考えたと思います。ところがその結果、設計者の意図を超えたダイナミックな造形美が生まれています。


※1:集合住宅のタイプの一種。2〜3階ごとに廊下を設け、その他の階は階段室から直接住戸にアクセスするプラン。詳しくは県営新渡鹿団地のページを参照のこと。

Second Midorigaoka Housing Complex05 Second Midorigaoka Housing Complex06
05 06
第二緑ヶ丘団地の全ての住棟がスキップフロア型というわけではなくて、第1〜3棟の3棟が前述の形状、そして第10棟だけが画像05・06の形状をしています。この後者のタイプはエレベータシャフトが外側に大きく突き出ているなど前者よりさらに大胆なプランで、まるでひと昔前のSFマンガに出てきそうな姿です。実に素晴らしい。なんてかっこいいのでしょう! ほれぼれしますね。しませんか? まあ、集合住宅のデザインに興奮する人はあまりいないかもしれませんけど。団地マニアの方々には自信を持っておすすめします。ぜひご覧いただきたい。

※2:注意! 見学の際は住民のプライバシーに十分な配慮をお願いします。

※3:謝辞 この団地の歴史に関しては日本鋳鍛鋼(株)のN様からいろいろとご教示いただきました。御礼申し上げます。


最終更新日:2008年7月2日
作成日:2004年11月6日
撮影時期:2003年9月
作成者:タケ(旧名 tks )(blogmail

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