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プラダ ブティックあおやま
プラダ ブティック青山
PRADA BOUTIQUE AOYAMA prada

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DATA
建物名:プラダ ブティック青山
設計者:Herzog & de Meuron(ヘルツォーク&ド ムーロン)+竹中工務店
所在地:東京都港区南青山5-2-6
用途:店舗
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
竣工:2003年5月
交通:鉄道=
周辺地図(Mapionへのリンク)

ルイ ヴィトンをはじめとする高級ブランドが店舗のデザインを建築家に依頼する例が相次ぐ中、プラダは日本の旗艦店となる青山店をヘルツォーク&ド ムーロン(H&deM)に任せました。H&deMは男性二人のユニットでスイスのバーゼルに本拠を構えています。1990年代中頃から独特な外装デザインなどが注目を浴びるようになり、ロンドンのテート モダン美術館コンペの勝利によって建築界の第一線に立ちました。2008年に開催される北京オリンピックのスタジアムのコンペも獲得しています。
これまでのH&deMの建築は、めくれた外皮だの外壁にプリントされた写真だのと、あえて言えば表層にのみ関心が向けられるケースが少なくなかったのに対し、プラダ青山では内部と外部のデザインが密接に結びついています。この建築は彼らの業績の中でも重要な作品のひとつとなるでしょう。

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法規上の斜線制限と容積率から半ば自動的に決定したボリュームをまるごとガラスブロックで囲うことで生まれた外観は、まるでクリスタルのよう。今までに見た建築のどれとも似ていない独創的な姿に感嘆しました。強いて似たものを挙げるなら、ブルーノ タウトが設計したガラス パヴィリオン ※1 が指摘できるかと思います。

※1:1914年にドイツのケルンで開催されたドイツ工作連盟展において、ガラス産業の製品を展示するパヴィリオンとして建てられた。菱形のガラスで構成されたドームが特徴。表現主義建築の代表作。参考文献:「新建築 1991年1月臨時増刊号 創刊65周年記念号 建築 20世紀PART1」120〜121頁(新建築社)

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構造的には床は内部のコアが支えており、外皮のガラスブロックは荷重を負担していません。遠目にはクリスタルのようでしたが、近くで見ると網タイツのようでもあります。菱形ガラスブロック越しに内部を覗いていると、網タイツを履いた女性の脚を見ているような気分に…なりません? そんなこと連想するのは私だけか?
内部には垂直コアの他にチューブと呼ばれる空間が挿入されていたり、床・壁・天井が白一色であったりと、全てのフロアが連続した空間となるように意図されています。私は東京に出張した際のついでに見に行ったので夜しか時間がとれませんでした。しかしむしろこの建築は内部がはっきりと見えるだけ、夜の方が分かりやすいかもしれません。

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入り口のドアと比べると分かるとおり、ガラスブロックはブロックと呼ぶには大きなサイズです。重さもかなりあるでしょう。それらを不定型なボリュームに合わせてきちんと割り付けてなおかつサッシュのディテールをきれいに納めています。見事です。

参考文献:
関連サイト:

最終更新日:2005年3月26日
作成日:2003年10月20日
撮影時期:2003年10月
作成者:タケ(旧名 tks )(blogmail

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