ARCHITECTURAL Map

すいもんきょう
水門橋
Watergate Bridge
ホームインデックス掲示板リンクこのサイトについて参加のご案内

DATA
建物名: 水門橋
設計者: 未確認
所在地: 山口県下関市大和町2、同市彦島本村町6 (周辺地図 MapFanへのリンク)
用途:
構造: 鉄骨造(可動橋としての構造は昇開式)
竣工: 1982年
交通: 車=中国自動車道の下関ICで下りる > 県道57号線 > 国道9号線 > 下関西口交差点左折 > 県道250号線 > 彦島

本州と九州を隔てる関門海峡の日本海側に浮かぶ彦島は、本州側と3本の橋で結ばれています※1。そのうち県道250号線の関彦橋と彦島有料道路の彦島大橋の2本は、よそからの来訪者にも分かりやすい主要な道筋である一方、残る1本の橋は地元の人以外にはあまり存在を知られていません。その橋=水門橋をここで紹介します。

※1:厳密にはJR山陽本線の橋も架かっているのですが、線路は彦島に渡るとすぐ関門トンネルに潜ってしまいます。

watergate01 watergate02
01 02
本州と彦島との海峡は元来さほど広くないうえに、工場や造船所のために埋め立てが進んで、ほとんど陸続きに近い状態となった場所もあります。水門橋はその最も狭い場所に架かっています。画像01は関彦橋の上から水門橋を見たところで、右側が本州、左側が彦島です。画像02は彦島側から見た様子。上部構造物を除けば橋があることすら分かりません。

watergate03 watergate04
03 04
柱と梁からなる四角い構造物は橋桁を動かすための装置です。橋桁が動くものを可動橋といい、橋桁全体がエレベーターのように上下に動く形式は昇開式といいます。昇開式可動橋(以下、昇開橋と略す)の中でもスパンが長くて橋桁が高く上がるものは、両端にタワー状の昇開機構を有する姿が見る者を魅了します(代表例は筑後川昇開橋)。

一方、スパンが短く、あまり高く上がらない場合は必ずしもタワーが必要ではないようで、この水門橋はまるで機械式立体駐車場を拡大したような外観です。

lifting01 lifting02 lifting03 lifting04
watergate05 watergate06
05 06
この狭い水路が彦島・本州間の最も狭い部分。ここを通過できるのは小型船くらいでしょう。さらに、自動車が通る橋の両脇には歩行者用の橋(背後に見える門型のコンクリート構造物)が架かっていて、これも昇開橋なのです。つまり、ひとつの自動車橋とふたつの歩行者橋の3つの昇開橋が水路上に並んでいるという、存在自体がまれな可動橋の中でもさらに珍しいシステムを形成しています。

watergate07 watergate08
07 08

関連サイト

最終更新日:2008年7月2日
作成日:2004年8月31日
撮影時期:2004年7月、8月
作成者:タケ(旧名 tks )(blogmail

このページのトップ山口インデックス
(C) Copyright 1998 FORES MUNDI All Rights Reserved.