



【08】は【07】とは別のステンドグラスの一部を拡大したもの。たぶん,聖書の一節ではないかと思いますが,何かの物語が描かれています。中世は識字率が低く,聖書の部数も少なかったので,一般信者に聖書の内容を伝えるメディアとしての役割がステンドグラスにはありました。窓枠で囲まれた1枚のガラスにひとつの絵を描き,それらを並べてストーリーを構成するというのは,現代のマンガに似ていますね。ただし,ステンドグラスでは下から上に読み進みます。天に向かうベクトルに沿ったコマ運びと言えるでしょうか。
(終わり)
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