




| ※1: | 普通は単にウエスト ゲートと表してタワーは省略する場合が多いようです。また,英語表記ではWest GateとWestgateの二通りが見受けられますが,このページでは前者を採択しています。 |
古くからイングランド南東部の主要都市として栄えたカンタベリーには,かつて城壁が巡らされていました。街の南東側にはまだ残っているので,イースト駅やバス ステーションに到着したなら,最初に城壁を目にすることになるでしょう。特にイースト駅近くにあるカンタベリー城(の跡)は観光ガイドの扱いは小さいながらも見応えある場所です。
一方,街の西側の城壁は失われて門だけが取り残されたように建っています。しかし,人々が馬車でカンタベリー大聖堂に巡礼に訪れていた時代は,西門こそが街の入口でした。現在も街のメインストリートはウエスト ゲートから中心部を貫いてバス ステーションへと伸びています。

【カンタベリーのメインストリート】
門のデザインは素朴というか,イギリス各地の名だたる城に比べるとシンプルすぎて観光名所としての面白味にはいささか欠けるかもしれません。ですが,公道上に建つ古い城門の下を車が通過する光景は,歴史や伝統を大切に扱うイギリス人の姿勢をよく表していると言えるでしょう。なお,私は時間がなくて見ませんでしたが,門の内部は博物館として公開されており,昔の武具などが展示してある他,屋上からはカンタベリーの街並みを見渡すことができます。
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